家族の安全を第一に。楽しく快適に暮らす

Aさんが家に求めたのは家族みんなの楽しみと暮らしやすさ。それをカタチにしているのは、玄関を開けるとその先に設けられた一面の窓。そこに写る外景色のダイナミックな外輪山は、 ピクチャーウィンドウとしてどんな名画よりも日々の暮らしに楽しみを与えている。他にも、元気いっぱいのお子さん達が、コロナ禍でも家の中で元気に遊べるようにと、“廻廊”という動線を取り入れた。玄関から一直線に端の子供部屋まで続く長い廊下は、壁のな いキッチン、ダイニング、小上がりスペースの間を貫通する。行き止まりのない開放的な室内は、まさに子どもたちにとって自由に活動できる楽しい場所。そんなユニークなアイデアの他に、トイレのドア仕様とその開く方向や各部屋の点灯スイッチの高さなど、緊急時の対応策としての職場の経験を活かした配慮が具現化されている。もちろん老後の生活を見据えたものでもある。

Aさんが数ある住宅会社から藤島工務店に依頼した一番の理由は、同社が 全棟構造計算を行い、木造在来軸組工法でも耐震等級3を標準として安全性を確保する信頼性だ。熊本地震を経験し、ましてや消防士として活動する Aさんにとって、家づくりにおいて何より大切なのは家族の命を守るということなのだ。安心・安全、しかも笑顔の絶えない楽しい暮らし、まさしく理想の家の誕生だ。